社会福祉士
Q 47 :
〔事例〕一人暮らしをしているGさん(65歳,男性)は,交通事故により身体障害者となり,2012年4月から障害者自立支援法(当時)に基づく自立支援給付としてホームヘルプサービスを利用してきた。その後,65歳の誕生日を迎えたので,介護保険の第1号被保険者となり,要介護認定を受けたところ,要介護1と判定された。障害基礎年金2級による年間約78万円と預金の取り崩しで生活している。事例を読んで,Gさんに対する介護保険の適用に関して,正しいものを1つ選びなさい。
Gさんは,障害基礎年金を受給しているので,介護保険料は,特別徴収(年金天引き)の対象外である。
Gさんの自立支援給付に伴う自己負担は応能負担であり,介護保険においても同様である。
Gさんは,障害認定を受けてから65歳になるまでの期間は,介護保険の被保険者ではなかった。
Gさんの居宅サービス計画は,地域包括支援センターで作成する。
Gさんの65歳以降のホームヘルプサービスは,「障害者総合支援法」に基づく自立支援給付よりも,介護保険法に基づく給付が優先される。
解説
5 - ○ 介護保険の給付対象となる場合、基本的に介護保険による給付が優先される。ただしその利用者に本当に必要な支援が介護保険サービスによって受けられるのか留意する必要がある。