〔事例〕地域包括支援センターのG社会福祉士は,「足腰が弱|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 27 : 
〔事例〕地域包括支援センターのG社会福祉士は,「足腰が弱ってきて買い物にも行きづらいけれど,他人に助けてもらうのは気が進まない」とサービス利用を拒否する一人暮らしのHさん(83歳)に対して,何度も訪問し,Hさんのことを心配しているという姿勢を示し続けた。その結果,Hさんは要介護認定を受け,訪問介護サービスの利用に至った。この体験から地域の民生委員と協力して,地域にはHさんのような人がまだいるのではないかと調べた。その過程で,似たような思いからサービスを利用していない人がたくさんいることが分かった。事例を読んで,G社会福祉士と民生委員が行った活動が果たした機能として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
ニーズの掘り起こし
2
情報開示
3
新規資源の開発
4
直接サービスの提供
5
アフターケア
解説

1 - ○地域には、Hさんと同じように自ら支援を求めようとしない方がいること、また、一人暮らしの方は周りからも気づかれず、ニーズが潜在化しやすいことが予測できる。このような潜在的ニーズを掘り起こし明らかにするために民生委員との協力のもと調査が行われている。