健康保険の給付に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 55 : 
健康保険の給付に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
健康保険組合は人間ドックなどの健康診査を療養の給付の対象とすることができる。
2
受診時の自己負担の額は,被保険者本人については3割であるが,被扶養者である義務教育就学前の児童については1割となっている。
3
高額療養費は,1年間に被保険者が支払った健康保険と介護保険の自己負担額の合計が基準額を超えた場合に支給される。
4
薬事法上は承認されたが,薬価基準に収載されておらず医療保険が適用されない医薬品を用いて治療を行う場合,保険外併用療養費が支給されることがある。
5
被保険者本人が出産した場合には,出産手当金が支給されるため,出産育児一時金は支給きれない。
解説

4 - ○ 選択肢のような治療は、評価療養、つまり保険給付の対象にするべきであるか、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行い、該当すれば保険外併用療養費の支給対象となる。保険外併用療養費とは健康保険法第86条に規定された保険給付であり、評価療養と選定療養がある。