福祉に関する住まいについての次の記述のうち,正しいものを|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 30 : 
福祉に関する住まいについての次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
サービス付き高齢者向け住宅の供給促進のため,所定の登録要件を満たしたサービス付き高齢者向け住宅の建設や改修等に対しては国の補助制度がある。
2
公営住宅は,住宅に困窮する低額所得者が低廉な家賃で利用できる賃貸住宅であるため,入居に際して,敷金や礼金は存在しない。
3
無料低額宿泊所は,住居のない要保護者の世帯に対して,住宅扶助を行うことを目的とする保護施設である。
4
住宅支援給付は,職業訓練受講給付金を受給している離職者のうち,住宅を喪失又は喪失するおそれのある者に対して支給される。
5
東日本大震災の被災者向けの住宅として活用されたみなし仮設住宅は,国が貸主と契約して借上げた民間賃貸住宅のことである。
解説

1 - ○ 2011年(平成23)より開始された、サービス付き高齢者向け住宅(略して : サ高住 )に関しては、国の補助制度とともに、税制上の優遇措置、資金斡旋の支援などがもりこまれている。今後10年間で60万戸の整備を計画しており、平成25年の国の補助額は、住宅においては1戸につき上限100万円で、建設費の10分の1、改修費の3分の1、高齢者支援施設においては、上限が1施設において1000万円、建築費の10分の1、改修費の3分の1となっている。