福祉政策に関する社会福祉法の規定についての次の記述のうち|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 29 : 
福祉政策に関する社会福祉法の規定についての次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
都道府県は,社会福祉施設の設備の規模及び構造並びに福祉施設の運営について,要綱で基準を定めなければならない。
2
地方社会福祉審議会は,有識者から専門的意見を聞くための機関であり,合議により処理することが適当な事務をつかさどるものではない。
3
国及び地方公共団体は,社会福祉を目的とする事業を経営する者と協力して,福祉サービスの供給体制の確保及び適切な利用の推進に関する施策その他の必要な措置を講じなければならない。
4
社会福祉事業従事者の確保及び国民の社会福祉に関する活動への参加を促進するために必要な措置を講ずるよう努めるのは,地方公共団体ではなく国であるとされている。
5
市町村長は,社会福祉事業従事者の確保及び住民の社会福祉に関する活動への参加の促進を図るための措置に関する基本指針を定めなければならない。
解説

3 - ○ 「国及び地方公共団体は、社会福祉を目的とする事業を経営する者と協力して、社会福祉を目的とする事業の広範かつ計画的な実施が図れるよう、福祉サービスを提供する体制の確保に関する施策、福祉サービスの適切な利用推進に関する施策その他の必要な各般の処置を講じなければならない」と社会福祉法際6条(福祉サービスの提供体制の確保などに関する国及び地方公共団体の債務)に規定される。