「平成23年国民生活基礎調査」(厚生労働省)による世帯状|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 19 : 
「平成23年国民生活基礎調査」(厚生労働省)による世帯状況に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
全世帯の世帯人員別世帯数では,2人世帯よりも3人世帯の方が多い。
2
全世帯の世帯類型別世帯数では,父子世帯が母子世帯よりも多い。
3
15歳以上の者の仕事ありの割合を年齢階級別にみると,男性では「30-34歳」を底とするM字型となっている。
4
65歳以上の者のいる世帯では,夫婦のみの世帯より単独世帯の方が多い。
5
65歳以上の者で子どもと同居する者のうち,配偶者のいない子と同居する者が,子夫婦と同居する者よりも多い。
解説

5 - ○ 配偶者のいない子と同居する者が、子夫婦と同居する者よりも多く、65歳以上の者で配偶者のいない子と同居する者の推計数は716万人 、子夫婦と同居する者は463万9000人である。子夫婦との同居傾向は弱く、配偶者のいない子との同居の割合は、子夫婦と同居する者の割合よりも大きいままと予想できる。この傾向は、第2次ベビーブーム(1971年(昭和46)~1974年(昭和49))世代以降の子世代の未婚化と晩婚化、または収入の伸び悩みの影響と考えられている。