クライエントの行動特徴と防衛機制に関する次の記述のうち,|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 13 : 
クライエントの行動特徴と防衛機制に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
大学生B男さんは,女性Cさんに心を惹かれ強い衝動を抱いたが,cさんに対しては恋愛や女性の職業の自由について高尚な考えを述べた。これは転換と考えられる。
2
保育園児のD子ちゃんは,不安感に脅かされているが,しばしば自分は強くて万能な人間だというファンタジーを作り出す。これは同一化と考えられる。
3
不登校中の中学生E男さんは,学校に行けない理由として「眠れなかったから」とか,「朝,熱が出たから」と言ったりする。これは投影と考えられる。
4
5歳児のF男ちゃんは,弟が生まれ母親が弟に付きっきりになったとき,とっくにやめていた指しゃぶりをまた始めた。これは昇華と考えられる。
5
父親に対する憎しみの感情を抑えた高校生のG男さんは,ときに父親に対して極端な気遣いや過剰な配慮を示すことがある。これは反動形成と考えられる。
解説

5 - ○ 反動形成とは、抑圧された感情や欲求とは正反対のことを意識したり、態度や行動が強調して表される。例で表すと、児童が好意を持っている異性に対して意地悪や無視をするということである。