社会福祉士
Q 33 :
病院に勤めるN医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)は,交通事故で歩行機能障害になったAさん(55歳,男性)を主治医より紹介され,数回の面接を行った。入院中のAさんの状態から,自宅内を自力で移動するためには手すりの設置等の住宅改修が必要であることが分かった。退院計画作成のため,N医療ソーシャルワーカーは,作業療法士とともにAさんの一時帰宅に同行し,改修の必要な箇所や他に支援を要することがあるか否かを確認することにした。病院と自宅の行き帰り,そして自宅において,Aさんは障害にまつわる不便さや苦痛,自宅での生活で予想される困難など様々なことを思いつくままに語ってくれた。次のうち,N医療ソーシャルワーカーがAさんの自宅を訪問した後に,退院計画作成のために書く記録の文体として,最も適切なものを1つ選びなさい。
解説
2 - ○ Aさんの退院計画のためには、手すりや住宅改修といった生活環境を整えるための情報や、Aさんが障害に対して感じていることの訴えなどの主観的情報など、事実の要点を整理し押さえた記録が活用される。