社会調査における面接法に関する次の記述のうち,正しいもの|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 6 : 
社会調査における面接法に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
非構造化面接では,対象者に自由に回答してもらうことになるので,調査内容に精通していない調査員を採用して,面接を実施してもらうのがよい。
2
半構造化面接では,インタビューのおおむね半分程度の時間を,質問内容や質問の順番などが詳細に決められた質問紙によって面接が進められる。
3
面接における会話を録音できない場合には,正確な面接記録を作成するために,面接時はできるだけ会話の書き取りを優先しなければならない。
4
非構造化や半構造化で行われることが多いフォーカスグループインタビューでも,質問内容や討議のルールなどを示したインタビューガイドを準備する方がよい。
5
面接法では,対象者との間に十分な信頼関係を築くことが重要であり,いわゆるオーバーラポールの状態を目指すのがよい。
解説

4 - ○ フォーカスグループインタビューにおいても、インタビュー過程で議論の拡散がみられたり論点がずれていく場面があるので、インタビューガイドに立ち戻り、質問内容や討議ルールの再確認をしながらコントロールしていくことが望ましい。