社会調査における個人情報保護に関する次の記述のうち,正し|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 2 : 
社会調査における個人情報保護に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
個人情報の保護は,調査に直接かかわりのない第三者に対しての個入情報の漏えいに注意することなので,共同研究者への個人情報の秘匿は考えなくてもよい。
2
調査に使用した調査原票は,社会的にも貴重な文書であるので,集計・分析等が終了した後個人情報を削除し,データアーカイブスに登録することを義務づけられている。
3
インフォームドコンセント(説明と同意)を求めるかどうかは,調査者の判断にゆだねられる。
4
調査の依頼文書を作成する際には,依頼者側の個人情報保護の観点からも,電話番号や電子メールのアドレスは掲載してはいけない。
5
調査データを事例として公表する場合,その事例が特定されるおそれがある場合は,例えば,実際の年齢ではなく「前期高齢者」などと記述するのが望ましい。
解説

5 - ○ 調査データから対象者が特定される可能性がある場合、再コーディング法や、データ交換法などの方法によって、対象者が特定される危険性を回避する必要がある。