保佐人の権限及び職務に関する次の記述のうち,正しいものを|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 80 : 
保佐人の権限及び職務に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
家庭裁判所は,必要があると認めるときは,被保佐人,その親族若しくは保佐人の請求により又は職権で保佐監督人を選任することができる。
2
保佐人と被保佐人との利益が相反する行為については,保佐人は特別代理人の選任を家庭裁判所に請求しなければならない。
3
被保佐人は,日用品の購入その他日常生活に関する行為につき,保佐人の同意を要する。
4
保佐人は,保佐の事務を行うに当たっては,被保佐人の心身の状態及び生活の状況の悪化が予想されても,被保佐人の意思を尊重しなければならない。
5
家庭裁判所は,職権で被保佐人のために特定の行為について保佐人に代理権を付与する旨の審判をすることができる。
解説

1 - 〇 監督人とは、家裁が必要と認める時に弁護士などから選び、 成年後見人 (保佐人) が適切に活動しているかチェックする役割をもつ。監督人の選任は、民法876条の3第1項に選択肢の通り規定されている。