医療における地域連携システムに関する次の記述のうち,正し|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 76 : 
医療における地域連携システムに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
医療機関の機能分化に伴って,医療計画等に基づく医療機関完結型医療がますます求められている。
2
患者・家族の医療に関する理解を支援し,医療関係者との相互理解を推進することを目的とする活動として,シームレスケア研究会がある。
3
患者の退院後の在宅医療に向けて,病院側と在宅の診療所等の間で共同指導を行った場合,退院させた病院側が診療報酬を算定する。
4
都道府県における医療計画は,地域保健法に基づいて策定が義務づけられている。
5
医療計画においては,居宅等における医療の確保について記載することが規定されている。
解説

5 - 〇 医療計画には、在宅医療の確保に関する事項を定めることとされている。その他にも、5疾患(ガン・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病・精神疾患)・5事業(救急医療・災害における医療・へき地の医療・周産期医療・小児救急医療を含む、小児医療)および在宅医療に係る医療の確保の目標および医療連携体制に関する事項、地域医療構想に関する事項、医療機能に関する情報提供に関する情報提供の推進に関する事項、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、その他の医療従事者の確保に関する事項、医療の安全の確保に関する事項、二次・三次医療圏の設定に関する事項、基準病床数の算定に関する事項などを定めることとなる。