〔事例〕雇用先から解雇されたBさんは,就職先がなかなか見|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 68 : 
〔事例〕雇用先から解雇されたBさんは,就職先がなかなか見つからず生活に困窮したことから,生活保護の申請をすることになった。生活保護が開始されて間もなく,担当ケースワーカーから自立支援プログラムを使って就労自立を目指すことがBさんに対して提案された。事例を読んで,自立支援プログラムによる就労支援の進め方に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
1
Bさんの就労支援は,生活保護法第27条の被保護者に対する指導・指示に基づいて開始される。
2
Bさんの就労支援は,公共職業安定所(ハローワーク)の就労支援員に委託されて行われる。
3
Bさんの就労支援は,期間を定めて行われ,支援終了時には生活保護も廃止となる。
4
Bさんの就労支援は,福祉事務所長の措置による支援決定によって開始される。
5
Bさんの就労支援は,就労自立に向けて必要な場合には,日常生活自立や社会生活自立のための支援も行われる。
解説

5 - 〇 「平成17年度における自立支援プログラムの基本方針について」において、自立支援プログラムは「経済的自立支援」、 「日常生活自立支援」、「 社会生活自立支援」を目指すプログラムを幅広く用意し、被保護者の抱える多様な課題に対応できるようにする必要があると示されている。