我が国における社会保険と公的扶助の性質・機能の違いに関す|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 63 : 
我が国における社会保険と公的扶助の性質・機能の違いに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
社会保険は原則として金銭給付により行われ,公的扶助は原則として現物給付により行われる。
2
社会保険は保険料の拠出を給付の前提とし,公的扶助は事前の納税を給付の前提としている。
3
社会保険では個別の事情に応じた給付が行われるのに対し,公的扶助では最低限度の生活を保障するために定型的に一律の給付が行われる。
4
社会保険は貧困に陥った後に給付が開始され,公的扶助は貧困に陥らないように事前に支給される。
5
社会保険では保有する資産に関係なく給付が行われるが,公的扶助では資産調査を経て給付が行われる。
解説

5 - 〇 社会保険はあらかじめ制度が想定している保険事故の発生と保険料納付が要件となり、資産の調査は行われないが、公的扶助は資産調査を行い、要保護状態が確認されることが条件となる。