雇用保険の基本手当に関する次の記述のうち,正しいものを1|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 54 : 
雇用保険の基本手当に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
基本手当は,受給資格者が労働基準監督署において失業の認定を受けることにより支給される。
2
基本手当は,被保険者が転居や結婚など自己の都合により退職した場合には支給されない。
3
公共職業安定所(ハローワーク)で紹介された就職先の賃金がその地域の同種の業務及び同程度の技能に係る一般の賃金水準と比べて不当に低いときには,就業を拒否しても基本手当は支給される。
4
基本手当の給付回数は被保険者期間に応じて定められており,倒産や解雇などの離職理由は考慮きれない。
5
基本手当の受給を終了し,受給資格を有しない者は,「求職者支援法」に基づく職業訓練受講給付金の対象者となることができない。
解説

3 - 〇 就職先の賃金が同地域における同種の業務および、同程度の技術に係る一般の賃金水準と比べて不当に低い場合は、公共職業安定所(ハローワーク)の紹介する職業に就かない場合でも基本手当は支給され、給付制限を受ける事はない。(雇用保険法第32条第1項第3号に記載)