福祉計画等の目的に関する次の記述のうち,正しいものを1つ|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 46 : 
福祉計画等の目的に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
高齢者の医療の確保に関する法律では,後期高齢者医療広域連合は,国が定める医療費適正化基本指針に基づき,広域連合内の医療費適正化を推進するための医療費適正化計画を定めるものとしている。
2
介護保険法では,市町村介護保険事業計画は,当該市町村が行う介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施に加え,老人福祉センターなどの介護給付等対象サービス以外の老人福祉事業の供給体制の確保に関する計画として定めるものとしている。
3
障害者基本法では,都道府県障害者計画は,厚生労働大臣が定める基本指針に即して,障害福祉サービスの提供体制の確保等について,各市町村を通ずる広域的見地から定めるものとしている。
4
児童福祉法では,市町村保育計画は,地域における子育て支援,児童の心身の健やかな成長に資する教育環境の整備,職業生活と家庭生活との両立の推進などを実施するための計画として定めるものとしている。
5
社会福祉法では都道府県地域福祉支援計画は,市町村地域福祉計画の逮成に資するため,各市町村を通ずる広域的見地から,社会福祉を目的とする事業の健全な発展のための基盤整備に関する事項等を一体的に定める計画とされている。
解説

5 - 〇 選択肢の通り。社会福祉法大108条により、都道府県は都道府県地域福祉支援計画を策定し、また変更しようとする時は、予め公聴会の開催など住民やその他の者の意見を反映するために必要な配置を考えるよう努めることやその内容を公表するよう努めるものとされている。