地方公共団体を取り巻く制度改正に関する次の記述のうち,正|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 44 : 
地方公共団体を取り巻く制度改正に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
1997(平成9)年の児童福祉法の改正によって,株式会社による認可保育所の設置が可能になった。
2
2000(平成12)年の社会福祉法の改正によって,市町村社会福祉協議会は,都道府県をまたがる2以上の市町村の区域内において設置することができるようになった。
3
いわゆる「三位一体の改革」によって,私立認可保育所の運営費は一般財源化された。
4
2004(平成16)年の児童福祉法の改正によって,市町村は,児童及び妊産婦の福祉に関し,必要な実情の把握及び情報の提供を行うとともに,家庭その他からの相談に応じ,必要な調査及び指導を行うことと規定された。
5
国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律(平成24年)によって,地方公共団体は障害者就労施設等の受注機会の増大を図るため,逮成すべき目標数値を定め,当該年度内に達成することが義務づけられた。
解説

4 - 〇 2004年(平成16)の児童福祉法の改正は、児童虐待防止法の改正に伴う、深刻化する児童虐待の防止体制の強化を図ものである。改正された児童福祉法では、乳児院および児童養護施設の入所児童の年齢要件の緩和、児童相談体制をより高度で専門性の高い内容に特化するなどの充実。家庭裁判の所勧告制度 ・ 児童相談所長による親権喪失請求権の拡大が図られた。