日本の寄附の実態及び寄附の制度に関する次の記述のうち,正|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 40 : 
日本の寄附の実態及び寄附の制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
日本の寄附の状況を,英米と比較すると,寄附金総額の対GDP比水準が高いことが特徴である。
2
日本の寄附の状況を,英米と比較すると,法人からの寄附に対して,個人からの寄附の割合が高いことが特徴である。
3
社会福祉法人に対して寄附を行った個人は,所得控除を受けることができる。
4
認定特定非営利活動法人以外の特定非営利活動法人に寄附を行った個人は,所得控除を受けることができる。
5
特定非営利活動法人は,寄附金を一定額受けているなど一定の基準を満たし認定特定非営利活動法人になると収益事業の法人税について非課税となる。
解説

3 - 〇 選択肢の通り。2011年より、一定の要件を備え税額控除対象法人として証明された法人への寄附について、税額控除が受けられることとなった。これまでの所得控除制度が高所得者の大口寄附に対し、税率効果が大きかったことに比べ、税額控除制度では少額寄附での控除が拡大され、個人による小口寄附を推進する効果が期待されている。