グループワークの作業期における援助者の役割に関する次の記|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 31 : 
グループワークの作業期における援助者の役割に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
1
プログラム活動を順調に進めていくことが必要な時期であることから,できるだけ具体的な指示を出しながら,グループ全体の力量を高める。
2
サブグループができた場合には,グループ全体の仲間意識の構築やグループ運営に良い影響を与えるかどうかを見極めて対応する。
3
メンバー同士の衝突や摩擦が起こると,グループ活動による効果が得られなくなるので,できるだけ事前に回避するように働きかける。
4
孤立するメンバーが現れたときには,仲間意識を高めるチャンスとして,そのメンバーに個別にアプローチするよりも,対応はグループの主体性にゆだねる。
5
メンバー同士の交流が深まった時期なので,グループ内の役割分担をいったん解消して,メンバーのグループからの自立を促すように働きかける。
解説

2 - 〇 グループの構成人数によりグループ内でのサブグループの重みは異なり、サブグループはあくまでも「グループ全体の仲間意識の構築やグループ運営に良い影響をを与えるかどうか」なので、この対応は適切。