測定の尺度水準に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 3 : 
測定の尺度水準に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
名義尺度は,単に対象を分類することだけに意味があるものなので,代表値を求めることはできない。
2
順序尺度は,名義尺度のようにただ分類するだけではなくて測定値の大小にも意味があるので,算術平均を計算することにも意味がある。
3
間隔尺度は,測定値の順序だけでなくその間隔(=差)にも意味があるが,測定値の比には意味がないので,「3と1の差」は「2と1の差」の2倍であるとは言えない。
4
比例尺度(比率尺度,比尺度)では測定値がゼロとなる点が決まっているが,間隔尺度では尺度上のどこをゼロ点とするかが自由に定められる。
5
名義尺度,順序尺度,間隔尺度,比例尺度のうち,中央値・算術平均・標準偏差の3つの統計量すべてを有意味に計算することができるのは,比例尺度のみである。
解説

4 - 〇 比例尺度と間隔尺度の違いは測定値にゼロがあるかどうかで決まる。