生活保護法における被保護者の権利及び義務に関する次の記述|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 27 : 
生活保護法における被保護者の権利及び義務に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
被保護者は,保護を受ける権利を相続させることができる。
2
被保護者が急迫の場合等で資力があるにもかかわらず保護を受けたときであっても,その受けた保護金品に相当する金額の範囲内の金額を返還する義務はない。
3
国民健康保険料(税)の滞納を理由とする保護金品の差押えは許されている。
4
保護の実施機関は,保護施設に入所中の被保護者が,保護施設の管理規程に従わない場合には,保護の変更,停止又は廃止をすることができる。
5
被保護世帯の高校生のアルバイト収入は,届出の義務はない。
解説

生活保護法第62条支持等に従う義務にて、施設に入所させたり養護を委託して保護を行う時には、指導指示に従わなければならない、とされており、その第2項で保護施設を利用する被保護者は、第46条の規定により定められたその保護施設の管理規程に従わなければならない。第3項で保護の実施機関は、被保護者が前2項の規定による義務に違反したときは、保護の変更、停止又は廃止をすることができる。とされている。