ホームレスの自立支援制度に関する次の記述のうち,正しいも|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 21 : 
ホームレスの自立支援制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
「ホームレス自立支援法」は,就労の自立の促進を目的としたホームレス自立支援施設(自立支援センター)の設置を義務づけている。
2
「ホームレス自立支援法」は,就労支援等の職業斡旋を国及び地方公共団体が行い,特定非営利活動法人などの民間団体は宿泊所や食事の提供を行うと規定している。
3
「ホームレス自立支援法」は,都市公園などの公共施設の管理者がホームレスが起居の場所とすることができるように適切な措置をとるよう規定している。
4
「ホームレス自立支援法」は,自立支援の施策や実施を進めていくために,地方自治体の協力を得て全国的な実態調査を行わなければならないと規定している。
5
「ホームレス自立支援基本方針」では,支援のためのプロセスとして,自立支援施設への入所後,生活が安定した段階で生活保護の適用を行うとされている。
解説

4 - 〇 「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」 第14条では、「 国は、ホームレスの自立の支援等に関する施策の策定及び実施に資するため、地方公共団体の協力を得て、ホームレスの実態に関する全国調査を行わなければならない。」と規定されている。なお、2012年(平成24)1月のホームレスの実態に関する全国調査によれば、全国のホームレス数は合計9576人、うち男性が8933人、女性が304人、不明が339人となっており、 全国のホームレスの数は減少傾向にある。