事例を読んで、この段階における相談支援事業所の相談支援専|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 40 : 
事例を読んで、この段階における相談支援事業所の相談支援専門員(社会福祉士)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたEさん(30歳、女性)は、現在、病院に入院中であり退院を控えている。家族は夫と娘(8歳)で、近くに頼れる親戚はいない。Eさんの障害支援区分は現在のところ5であり、障害状況は四肢の運動麻痺があるが、徐々に全身に進行し、将来的には人工呼吸器装着の選択を迫られるとのことである。退院後は、在宅生活を強く希望している。
1
地域定着支援のサービスを利用し、退院支援を行う。
2
将来に備え、入院の継続を勧める。
3
夫に、仕事を辞め在宅介護に備えることを勧める。
4
喀痰吸引等が可能な事業所等の社会資源を把握する。
5
行動援護の利用を勧める。
解説

1 - × 地域定着支援は単身等で生活する障害のある方が対象。

2 - × 在宅生活を希望している本人の意思を尊重すべき。

3 - × 経済状況や福祉サービスの適用など総合的に検討すべき。

4 - ○ この選択肢は適切です。

5 - × 行動援護は行動に著しい困難を有する知的障害や精神障害のある方が対象。