障害者福祉制度の発展過程に関する次の記述のうち、最も適切|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 37 : 
障害者福祉制度の発展過程に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。(注)「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
1
児童福祉施設入所中に18歳以上となる肢体不自由者が増加する問題に対応するため、身体障害者福祉法が制定された。
2
学生や主婦で任意加入期間中に国民年金制度に加入していなかったために無年金になった障害者を対象に、障害基礎年金制度が創設された。
3
支援費制度の実施により、身体障害者、知的障害者、障害児のサービスについて、利用契約制度が導入された。
4
障害者の権利に関する条約を批准するため、同条約の医学モデルの考え方を踏まえて、障害者基本法等の障害者の定義が見直された。
5
「障害者総合支援法」の施行により、同法による障害者の範囲に発達障害者が新たに含まれた。
解説

1 - × 身体障害者福祉法は身体障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するために制定された。

2 - × 特別障害給付金の記述。

3 - ○ この選択肢は適切です。

4 - × 「医学モデル」ではなく「社会モデル」。

5 - × 障害者総合支援法では一定の難病の患者が対象として加えられた。