事例を読んで,F君が利用できる「障害者総合支援法」に基づ|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 25 : 
事例を読んで,F君が利用できる「障害者総合支援法」に基づく障害福祉サービスとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕F君( 9 歳,男児)は,自閉症を伴う知的障害があり,特別支援学校小学部第3 学年に在学中である。以前,障害福祉サービスの利用を申請し,障害支援区分3(行動関連項目の合計点は10 点)の認定を受けていたが,現在,サービスは利用していない。最近になって,時々激しい自傷行為や物を壊す行動がみられるようになり,両親は,F君が日常生活を安全に過ごす方法として,障害福祉サービスの利用を検討している。
1
生活介護
2
重度訪問介護
3
療養介護
4
同行援護
5
行動援護
解説

障害福祉サービスの行動援護は、障害者等が行動する際に生じる危険を回避するために行動に関する必要な援助を行うもので、法律による対象者は障害又は精神障害により行動上著しい困難を有する障害者等であって常時介護を要する者で、障害程度区分が区分3以上であり、障害程度区分の認定調査項目のうち行動関連項目(11項目)等の合計点数が8点以上(障害児にあってはこれに相当する心身の状態)である者、とされている。