事例を読んで,国際生活機能分類(ICF)の「参加制約」に|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 23 : 
事例を読んで,国際生活機能分類(ICF)の「参加制約」に該当するものとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕Eさん(49 歳,男性)は,脳性麻痺で足が不自由なため,車いすを利用している。25 年暮らした障害者支援施設を退所し, 1 年がたつ。本日,どうしても必要な買物があるが,支援の調整が間に合わない。その場での支援が得られることを期待して,一人で出掛けた。店まで来たが,階段の前で動けずにいる。
1
脳性麻痺で足が不自由なこと
2
階段があること
3
支援なしで外出できること
4
店で買物ができないこと
5
障害者支援施設を退所したこと
解説

国際生活機能分類では、生活機能(心身機能・構造、活動、参加)それに影響する背景因子(環境因子、個人因子)健康状態の分類で構成され、、これを生活機能モデルとしている。この中で参加とは、家庭・社会への関与、役割とされる。参加制約は、この参加に問題が生じた状態である。