雇用状況と労働環境の現状に関する次の記述のうち,正しいも|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 15 : 
雇用状況と労働環境の現状に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
「厚生労働白書」(平成23年版)によると,日本を100人の国に例えてみると,仕事に就いているのは約65人である。
2
「厚生労働白書」(平成23年版)によると,日本を100人の国に例えてみると,雇われているのは,男性約36人,女性約18人である。
3
「労働力調査」(総務省)によると,2010(平成22)年平均において,雇用者(役員を除く。)に占める非正規の職員・従業員の割合は3割を超えている。
4
65歳までの安定した雇用の確保を図るため,事業主は,必ず定年を65歳まで引き上げなければならない。
5
「平成23年度雇用均等基本調査」(厚生労働省)によると,男性の育児休業取得率は約5%にとどまっている。
解説

3 - 〇  総務省の「労働力調査」によると、2010年(平成22)において役員を除く雇用者は5111万人であるが、うち正規の職員・従業員は3355万人、非正規の職員・従業員(パート、アルバイト、派遣社員、契約社員、その他)は1755万人である。役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は、34.4%を占める。同比率は、男性18.9%、女性は53.8%と、男女差が大きい。