社会保障制度の歴史に関する次の記述のうち,正しいものを1|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 9 : 
社会保障制度の歴史に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
ドイツでは,18世紀終盤に,宰相ビスマルクにより,法律上の制度として世界で初めて社会保険制度が整備された。
2
アメリカでは,世界恐慌の中,ニューディール政策が実施され,その一環として低所得者向けの公的医療扶助制度であるメディケイドが創設された。
3
フランスでは,連帯思想が社会保険制度の段階的な充実につながり,1930年には,ラロック・プランに基づく社会保険法が成立した。
4
イギリスでは,1900年代に,サッチャ一政権が効率と公正の両立を目指す「第三の道」を標榜し就労支援を重視した施策を展開した。
5
日本では,1960年代に国民皆保険・皆年金制度が実現し,その他の諸制度とあいまって社会保障制度が構築されてきた。
解説

5 - ○ 1958年成立の新・国民健康保険法、1959年成立の国民年金法に基づいて、1961年にすべての市町村で強制加入が実施され、国民健康保険・皆年金制度が実現した。