地域福祉の主体もしくは主体形成に関する次の記述のうち,正|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 25 : 
地域福祉の主体もしくは主体形成に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
認定特定非営利活動法人の「パブリック・サポート・テスト(PST)」の基準のーつとして,総収入に占める寄附金収入の割合が5分の1以上であることという項目がある。
2
「平成21年度市区町村社協活動実態調査」(全国社会福祉協議会)によれば,市町村社会福祉協議会の会長を市町村長が務める割合は30%を超えており,民間人が会長を務める割合が増大しているとはいえない。
3
学校における福祉教育は,戦後から一貫して学習指導要領に位置づけられて実施されてきている。
4
認定特定非営利活動法人の認定の有効期間は,認定の日から10年である。
5
「平成21年度市区町村社協活動実態調査」(全国社会福祉協議会)によれば,ふれあい・いきいきサロンの設置数は順調に伸びており,5万か所を超えているが,そのうち高齢者対象のサロンが5割を占めている。
解説

1 - 〇 認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)とは、特定非営利活動法人(NPO法人)のうち、運営組織及び事業活動が適正であって、公益の増進に資するものにつき「一定の要件をみたしている」と都道府県の知事又は指定都市の長、「所轄庁(NPO法人の管理・監督をする役所)」の認定を受けたNPO法人をいう。認定基準は、パブリック・サポート・テスト(PST)に適合する等いくつかあるが、PSTの基準の1つとして「相対値基準」があり、収入金額に占める寄付金収入の割合が5分の1以上であることが基準とされている。