障害者の地域移行をめぐる様々な状況についての次の記述のう|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 22 : 
障害者の地域移行をめぐる様々な状況についての次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
精神病床の平均在院日数(2009(平成21)年)は,一般病床の15倍を超えている。
2
2012(平成24)年4月からの相談支援体制の充実・変更に伴い,地域移行支援が個別給付化され,市町村長が指定する指定特定相談支援事業者がこれを担うことになった。
3
精神障害者地域移行・地域定着支援事業における地域体制整備コーディネーターは,対象者の支援内容の検討や地域移行個別支援計画の見直しを行うため個別支援会議を開催する。
4
地域移行後の住居を整備するため障害者向けの住宅を増やすという目的で,サービス付き障害者向け住宅の登録制度が開始された。
5
地域生活支援事業は市町村により実施する事業を選択できるが,利用者負担については,全国一律に設定されている。
解説

1 - ○ 厚生労働省の「平成21年医療施設(動態)調査・病院報告の概況」によると、平均在院日数は33.2日となっているが、病床種類別にみると、精神病床が307.4日であるのに対して、一般病床は18.5日と16.6倍となっている。(「Ⅱ 病院報告」「3 平均在日日数」「(1) 病床の種類別にみた平均在院日数」より)