地域福祉にかかわるイギリスの歴史に関する次の記述のうち,|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 2 : 
地域福祉にかかわるイギリスの歴史に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
チャルマーズ(Chalmers,T,)による隣友運動(1819年)では,貧困家庭への訪問活動が行われ,救貧法の改正に大きな影響を与えた。
2
ロンドンで設立された慈善組織協会(1869年)は,慈善活動を組織化するとともに友愛訪問を実施し,ソーシャルワークの形成に大きな影響を与えた。
3
ロンドンの富裕地域に設立されたトインビーホール(1884年)は,セツルメントの拠点として,富裕層による慈善活動を喚起する役割を担った。
4
「べヴァリッジ報告」(1942年)は,社会保障制度の基礎となるとともに,地方自治体におけるパーソナル・ソーシャル・サービスを中心とした組織改革をもたらした。
5
イギリス政府の病院計画(1962年)では,10年間で知的障害者の入所施設の利用者数をほぼ半数に減らし,コミュニティケアを推進する政策を打ち出した。
解説

2 - ○1869年4月、慈善組織協会は当時多様な各種慈善団体がバラバラに活動することによって生じる弊害をなくすために設立された。被救済者を個別調査し、その結果を登録して、友愛訪問を行った。