〔事例〕U町では,幹線道路沿いに大型のスーパーマーケット|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 13 : 
〔事例〕U町では,幹線道路沿いに大型のスーパーマーケットができたために,町内唯一の生鮮食料品を扱う商店が閉店し,高齢者を中心に買物に困っている住民が多くいるとの声が社会福祉協議会に寄せられるようになった。そこでH福祉活動専門員は,対応策を検討することにした。事例を読んで,地域福祉を推進する役割を担う社会福祉協議会のH福祉活動専門員のとる行動として,適切なものを2つ選びなさい。
1
通院バスなどの空時間帯に,スーパーマーケットまで買物に困っている住民を送迎する事業を企画したいと考え,車両確保や協力依頼のために関係機関と協議する。
2
買物に不自由しているとはいえ私的な事柄なので,それぞれの家族・親族に任せる。
3
高齢者の問題であるので,地域包括支援センターが対応すべき課題であると考え,同センターに対応を任せる。
4
ふれあい・いきいきサロンにおいて,隣町の業者や農協等の協力を得て,朝市の開催に向けて取り組む。
5
買物支援を目的として生活援助を受けることができるよう,介護保険制度の訪問介護の利用を勧める。
解説

4 - ○ 高齢者が参加するふれあい・いきいきサロンで朝市を開催することにより、より生活に密着した活動プログラムになり、これをきっかけにこれまでの参加層とは異なる人々に活動を周知する効果がある。また、近隣地域の社会団体との関係構築にもなる。