地域福祉の発展過程に関する次の記述のうち,正しいものを1|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 12 : 
地域福祉の発展過程に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
スラム地区などにおいて隣保館が普及したことが隣保相扶を強調する恤救規則の制定につながった。
2
近代日本の代表的な労働運動家である片山潜が,東京の神田に開設した善隣館は,日本における友愛訪問活動の代表的な事例の一つである。
3
慈善事業を組織化した中央慈善協会は,当時の慈善救済活動の調査や団体相互の連絡などを行い,現在の共同募金会の源流とされている。
4
岡山県知事の笠井信ーが創設した済世顧問制度は,石井十次による岡山孤児院での取組を参考にして制度化された。
5
民間の篤志家が個別的援助と社会測量を行う方面委員制度は,小河滋次郎がドイツのエルバーフェルト制度を参考に考案した制度とされている。
解説

5 - ○ 方面委員制度を小河滋次郎は、当時大阪不知事の林市蔵のもと、ドイツのエルバーフェルト市で取り組まれていたエルバーフェルト制度を参考にした。