貧困・所得格差に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 35 : 
貧困・所得格差に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
OECDにおける相対的貧困率は,等価可処分所得の平均値の50 %未満の所得層が全人口に占める比率を指す。
2
ジニ係数の値が1 に近いほど,所得格差は小さい。
3
平均所得の実質額が低下し,ジニ係数の値が上昇すれば,社会の構成員の満足の総和は上がる。
4
「平成25 年国民生活基礎調査」(厚生労働省)によると,「子どもがいる現役世帯」のうち,「大人が一人」の世帯員では,相対的貧困率は50 %を超える。
5
「平成25 年国民生活基礎調査」(厚生労働省)によると,1997 年(平成9 年)以降,相対的貧困線の実質値は一貫して上昇している。
解説

国民生活基礎調査の各種世帯の所得等状況によれば、平成25年の調査では「子どもがいる現役世代」のうち「大人が一人」の世帯員の相対的貧困率は54.6%となっている。