イギリスにおける貧困対策の歴史に関する次の記述のうち,正|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 33 : 
イギリスにおける貧困対策の歴史に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
新救貧法(1834 年制定)は,劣等処遇の原則を否定した。
2
慈善組織協会(COS,1869 年設立)は,救済に値する貧民に対する立法による救済を主張した。
3
ブース(Booth, C.)は,ロンドン貧困調査から「貧困線」という概念を示した。
4
老齢年金法(1908 年成立)は,貧困高齢者に,資力調査なしで年金を支給した。
5
ウェッブ夫妻(Webb, S. & B.)は,「社会保障計画」を提唱した。
解説

ブースはロンドンの貧民住宅地区を調査し、自らが集めたデータをもとにロンドン市民を8つの階級に訳、貧困線というものを設定することで、貧困者の割合を算出。さらには貧困者の割合に基いて色分けした貧困地図を作成し、貧困に対して科学的な指標を提示する試みをしている。