我が国での仕事と労働をめぐる政策に関する次の記述のうち,|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 30 : 
我が国での仕事と労働をめぐる政策に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
「毎月勤労統計調査」(厚生労働省)によると,労働者の年間総実労働時間は,労働基準法の改定(1987(昭和62)年)にもかかわらず,1980年代半ばから一貫して上昇しており,そのことが過労死などの要因となっている。
2
ワーク・ライフ・バランスは,欧米では使われることのない和製英語であり,ワーク・ライフ・バランス政策は,日本での仕事と生活との特殊なあり方を反映して導入されてきたものである。
3
我が国の育児休業制度は,OECD諸国内では,給付水準・期間共に低位であり,健康保険制度によって少額の給付金が支払われるにとどまっている。
4
厚生労働省が保育所への入所待機児童数=ゼロと発表している地域における女性の生産年齢人口(15歳-64歳)に占める「有業者」の比率は,全国平均と同水準である。
5
厚生労働省は,近年,職場におけるメンタルヘルス対策を推進してきており,心,の病気で休業していた労働者の職場復帰を支援するマニュアル(事業所向け)なども作成している。
解説

5 - 〇 選択肢の通り。他に「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト【心の耳】で産業医や労働者などに情報提供やメール相談サービスを行っている。また、職場のメンタルヘルス対策の中核的機関として各都道府県にメンタルヘルス対策支援センターを設置し、支援要請を受け、訪問支援や電話相談など、予防から復興支援まで総合的に支援しとている。」