女性の地位に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びな|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 16 : 
女性の地位に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
現在の日本の民法は,結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の氏(姓)を称することができる選択的夫婦別氏制度(選択的夫婦別姓制度)を認めている。
2
第3次男女共同参画基本計画(2010年(平成2年)12月閣議決定)は,貧困など生活上の困難に直面する男女への支援,生涯を通じた女性の健康支援,女性に対するあらゆる暴力の根絶など,広範な分野での男女共同参画の推進を掲げている。
3
男性の育児における役割意識の高まりを反映して,2011年度(平成23年度)には,対象となる男性の育児休業取得率は20%に達した。
4
「平成23年度全国母子世帯等調査」(厚生労働省)によると,ひとり親世帯の就業状況のうち「パート・アルバイト等」の割合は,母子世帯でも父子世帯でもほぼ同じ水準である。
5
女性の政策決定への参加が進んだため,2012年(平成24年)には,地方議会における女性議員の割合は約30%に達した。
解説

2 - ○ 1996年(平成8)6月に成立した男女共同参画社会基本法に基づき、政府が策定する第3次男女共同参画計画が2010年(平成22)12月7日に閣議決定された。本計画では、2020年(平成23年)までを見通した長期的な政策の方向性を記述。また平成27年度末までに、2020年(平成23)に指導的地位に女性が占める割合を30%程度と少なくともするなど、女性の継続的就業支援や再就職支援の施策の実施を計画的に実施する具体的な政策を記述している。