消費社会に関する代表的な社会理論についての次の記述のうち|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 23 : 
消費社会に関する代表的な社会理論についての次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
ロストウ(Rostow, W.W.)によれば,社会の関心は,供給から需要,生産から消費へと移っていく。
2
ガルブレイス(Galbraith, J.K.)によれば,生産よりも消費が経済成長の原動力となるので,生産部門が消費部門に依存する依存効果がみられるようになる。
3
リースマン(Riesman, D.)によれば,内部指向型の社会的性格に基づいて,スタンダードパッケージとしての個性的な商品が多品種少量生産されるようになる。
4
ヴェブレン(Veblen, T.)によれば,多くの人々が同じ商品を購入するようになるので,見せびらかしの消費としての誇示的消費の意義は失われる。
5
ボードリヤール(Baudrillard, J.)によれば,モノの記号的意味の消費から,生理的・機能的欲求に基づくモノの実質的機能の消費へと移っていく。
解説

ロストウによる経済発展理論では、発展段階説は5段階に分かれており、農業生産、経済の成長、GNPの持続的な上昇、振甫の時期、大量消費と移っていくとされている。