現代社会における人々の働き方に関する次の記述のうち,正し|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 15 : 
現代社会における人々の働き方に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
成果主義とは,終身雇用制のもとで,長期間にわたるその人の会社への貢献を多方面から幹部が判断し,賃金や昇進の処遇に反映させる仕組みのことである。
2
非典型雇用とは,労使協定に基づいて,仕事の進め方や時間配分について労働者に任され,みなし労働時間をもって働いたものとする専門職の働き方のことである。
3
フリーターとは,学校に通うことや職業訓練を受けることもなく,雇用機会を得られずに家事手伝いに従事する低年齢の若者層のことである。
4
ワーク・ライフ・バランスとは,男性・女性共に,仕事と家事,出産・育児や介護などとの両立を図って,多様な働き方・生き方を目指そうとする考え方のことである。
5
均等処遇とは,職業労働の影に隠れて見えにくい家事労働を正当に評価して,家族生活の安定に向けて性別役割分業の適切な改善を目指すことである。
解説

4 - 〇 ワーク・ライフ・バランスとは「仕事と生活の調和」と訳され、社会の活力の低下や出生率の低下 ・ 少子化、人口減少という現象が進行するなか、その原因の1つである「仕事と生活のアンバランス」を解消すべく、2007年(平成19年)に政労使の合意により「ワーク・ライフ・バランス憲章」が策定、及び行動指針が示された。少子化対策にとどまらず、ワーク・ライフ・バランスは、様々な働き方 ・ 生き方を目指す改革の方向性を示すものとして期待されている。