法と社会,そこに成立する秩序との関係に関する次の記述のう|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 2 : 
法と社会,そこに成立する秩序との関係に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
ホッブズ問題とは,人々の私的利益の追求こそが,万人の万人に対する闘争状態を克服することを明らかにした議論のことをいう。
2
合法的支配とは,形式的に正しい手続きを経て定められた法に基づいていることを理由に,人々がその支配を受け入れていることをいう。
3
抑圧的法とは,支配者が被支配者を抑圧し黙らせるための手段として用いられるが,支配者自身もその法の支配を受けなければならないものをいう。
4
応答的法とは,法が政治から分離され,社会のメンバーすべてが等しく従うべき普遍的なルールとして形式化され,体系化されたものをいう。
5
自律的法とは,普遍性を維持しつつも社会の要請に応えるために,より柔軟で可塑的な運用を可能にする新たな法のあり方のことをいう。
解説

2 - ○ヴェーバーは、支配が成り立つには、支配される側に支配の正当性に対する信念が共有されているとし、その信念により支配の形態を「合法的支配」「伝統的支配」「カリスマ的支配」の3つに分類した。