事例を読んで、医療観察中にD社会復帰調整官がEさんに対し|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 24 : 
事例を読んで、医療観察中にD社会復帰調整官がEさんに対して行うことのできた業務として、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕保護観察所のD社会復帰調整官は、医療観察の対象者であるEさんを担当して、指定入院医療機関に入院中の生活環境の調整に始まり、関係機関との連携を図るケア会議を開催した。その後、Eさんは退院し、入院によらない医療を受けながら自宅での生活を行った。その間、精神科病院への一時的入院もあったが、法定期間満了前に処遇の終了を迎えることができた。 (注)「精神保健福祉法」とは、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。
1
Eさんの生活環境の調整を保護司に委ねた。
2
Eさんの精神保健観察中に「守るべき事項」を決定した。
3
開催されたケア会議において、Eさんの退院許可の決定を行った。
4
入院によらない医療を受けているEさんに対して、「精神保健福祉法」の規定による入院を行うための調整をした。
5
Eさんの指定通院医療機関による医療の終了を決定した。
解説

1 - × 社会復帰調整官の職務であり、保護司に委ねるのは適切ではない。

2 - × 「守るべき事項」を決定するのは社会復帰調整官ではない。

3 - × 医療観察中の方の退院許可を決定するのは地方裁判所。

4 - ○ この選択肢は適切です。

5 - × 指定通院医療機関による医療の終了を決定するのは地方裁判所。