少年司法制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選び|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 11 : 
少年司法制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
少年法では少年を20歳に満たないものと規定しており,少年の社会内処遇及び指導について,18歳未満の者は児童相談所,18歳以上20歳未満の者は保護観察所が所管する。
2
家庭裁判所で決定する保護処分のうち,保護観察に付する決定の場合は保護観察官が,少年院送致の場合は家庭裁判所調査官が,その少年の処分終了まで継続して担当する。
3
家庭裁判所の審判に付すべき少年について,家庭裁判所は保護観察官に命じて,少年,保護者又は参考人の取調その他の必要な調査を行わせることができる。
4
家庭裁判所は,事件に関する調査及び観察のために,警察官,保護観察官,保護司,児童福祉司又は児童委員に対して,必要な援助をさせることができる。
5
少年法の基本理念に少年の健全育成があるが,これは児童自立支援施設又は児童養護施設に送致された少年に適用され,保護観察に付された少年には適用きれない。
解説

4 - ○ 家庭裁判所は、その職務を行うについて、公務所・公私の団体・学校・その病院に対して、必要な協力を求める事ができる。(少年法第16条)