更生保護法における保護観察に関する次の記述のうち,正しい|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 5 : 
更生保護法における保護観察に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
保護観察の目的は,犯罪をした者及び非行のある少年に対する適切な社会内処遇を行うことにより,再犯を防ぎ,非行をなくすことである。
2
保護観察を実施する機関は,仮釈放については裁判所,保護処分については地方更生保護委員会である。
3
権力的性格を有する指導監督と福祉的な性格を有する補導援護の内容は,更生保護法において,保護観察の種類に応じて具体的に定められている。
4
保護観察官は指導監督を行い,保護司は補導援護を行うといった役割分担が更生保護法に明記されている。
5
更生保護法には保護者に対する措置が規定されており,保護観察官は必要があれば親に対しても指導を受けるよう命じることができる。
解説

1 - ○ 実施主体は、全国の地方裁判所の管轄区域ごとに置かれた保護観察所であり、保護観察を中心とする更生保護は「社会内処遇」と呼ばれ、対して矯正施設での処遇が「施設内処遇」と呼ばれる。