社会的養護に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びな|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 16 : 
社会的養護に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
保護者のない児童,被虐待児童など家庭環境上養護を必要とする者であって,社会的養護関係施設への入所児童,里親,ファミリーホームへの委託児童の2012(平成24)年3月末時点の在籍・委託児童数は,合計10万人に達する。
2
情緒障害児短期治療施設は,軽度の情緒障害を有する児童を,短期間,入所させる施設であることから,入所期間は1年以内と児童福祉法で規定されている。
3
児童福祉法に基づく里親のうち,親族里親については,児童相談所長の判断で里親認定を行う。
4
社会的養護をできる限り家庭的な環境で行うために,児童の措置を行う場合については,里親委託を優先して検討するべきであるとの原則が厚生労働省より通知されている。
5
児童養護施設について,児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令(平成24年5月31日厚生労働省令第88号)における児童指導員及ぴ保育土の配置は,少年おおむね6人につき1人以上から,3人につき1人以上に改正された。
解説

4 - ○ 厚生労働省は、2011年に「里親ガイドライン」を発出し、そのなかで「里親委託優先の原則」を明記した。家庭的養護は今後も一層推進される方向で、社会福祉の任用が期待される、里親支援専門相談員など新たな職種も配置されるようになっている。