事例を読んで,P市の地域包括支援センターの社会福祉士の初|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 33 : 
事例を読んで,P市の地域包括支援センターの社会福祉士の初期対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕Gさん(85 歳)は,在宅で認知症の妻Hさん(83 歳,要介護2 )を介護している。Hさんは認知症が進行してきた。最近,Gさんは持病の腰痛が悪化して,日々の介護がつらくなってきた。Hさんは要介護認定を受けているにもかかわらず,介護サービスを利用していない。県外で暮らす一人息子のJさんは,心配になり,自分のところへ引っ越しをして一緒に住むことを勧めるが,Gさんは乗り気ではない。Jさんは,両親の住むP市の地域包括支援センターに相談に行った。
1
Gさんの腰痛の治療を優先するように指示した。
2
Jさん宅に引っ越しするように,Gさんを説得することを約束した。
3
HさんのみJさん宅に引っ越しさせるようにアドバイスをした。
4
Hさんが介護保険サービスを利用していない理由を,Gさんに確認したいと伝えた。
5
Jさんが親元に引っ越しをして,両親の介護をするように勧めた。
解説

相談員は、利用を希望する相手がまず、何を考えているのか、を確認するのが初期の対応として相応しく、何が起きたのか、何故それが起きたのか、の事実確認と状況把握の上でどのような対応をしていくかが重要と考える。