「平成22年国民生活基礎調査」(厚生労働省)による「要介|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 21 : 
「平成22年国民生活基礎調査」(厚生労働省)による「要介護者等」の家族の状況や居宅サービスの利用実態に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
「要介護者等」のいる世帯を世帯構造別にみると,多い順から,核家族世帯,三世代世帯,その他の世帯,単独世帯となっている。
2
「要介護者等」との続柄別に主な介護者をみると,多い順から,配偶者,子の配偶者,子となっている。
3
「要介護者等」との続柄別に主な介護者をみると,家族等の親族ではなく事業者である割合が1割を超えている。
4
「要介護者等」の居宅サービスの利用状況をみると,世帯構造を問わず,訪問系のサービスの利用が最も多い。
5
「要介護者等」のうち要介護5に該当する者の同居の主な介護者について,その介護時間をみると,約9割が「ほとんど終日」となっている。
解説

3 - 〇 主な介護者が事業主である場合は13.3%であり、1割を超えている。介護保険制度施行直後、2001年に実施された調査の結果では、9.3%であったが、2004年は13.6%、2007年は12.0%、2010年は13.3%と一度割合が高まったのち、ほぼ横ばいに推移しているといえる。