社会福祉法人の会計や財務諸表に関する次の記述のうち,正し|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 1 : 
社会福祉法人の会計や財務諸表に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
社会福祉法人は,その会計や財務諸表をインターネットや広報などにおいて公表する必要はない。
2
貸借対照表とは,事業の収支の状態や継続性をみるために,当該会計年度における支払資金の増加及び減少の状況を表示するものである。
3
資金収支計算書とは,資金の調達や資産への投入状況をみるために,当該会計年度末現在における資産,負債及び純資産の状態を表示するものである。
4
財務諸表では,「土地」のように価値が上下する資産については,毎期一定の方法により償却計算を行わなくてはならない。
5
社会福祉法人には,配当(利益処分)が認められておらず,「過去の利益の蓄積額」は,赤字経営をしない限り増加する特性がある。
解説

5 - ○ 社会福祉法人は、非営利法人であることから、配当及び配当に類似する行為は禁止されている。経営目的が配当可能利益の獲得にある営利法人と異なり、地域福祉政策の実現に寄与することを目的とし、良質なサービスを継続的に提供することが求められる。