〔事例〕大学で障害のある学生の修学支援を担当するJ相談員|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 2 : 
〔事例〕大学で障害のある学生の修学支援を担当するJ相談員(社会福祉士)は,重度の身体障害のある学生Kさん(18歳,女性)の学内支援を調整している。Kさんから多目的トイレ内に手すりを増設してほしいという希望が出された。そこでJ相談員は,所属する部署の上司と相談し,Kさんが属する学部からの要請を依頼するとともに,関係部署と交渉した。その結果,増設工事についての了承を得ることができた。事例を読んで,J相談員が介入したレベルとして,適切なものを1つ選びなさい。
1
ミクロレベル
2
メゾレベル
3
サブレベル
4
マクロレベル
5
エクソレベル
解説

2 - ○選択肢のメゾレベルにおいては、個人と組織や身近な地域との関係で生じた問題を取り扱い、介入の対象を組織や地域に向ける。Kさんの希望は、Kさんと大学組織との関係で発生しており、その希望に対して、J相談員が関係部署への交渉を行っているという展開からメゾレベル実践と考えられる。