社会福祉士
Q 93 :
バイステック(Biestek,F.)の援助関係形成の原則に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
「自己決定の原則」は,クライエント自身や第三者に重篤な危害が及ぶことが想定される場合においても優先する。
「受容の原則」とは,ワーカーの個人的な価値観と一致する場合において,クライエントを受け止めることである。
「個別性尊重の原則」とは,他のクライエントと比較しながら,クライエントの置かれている状況を理解することである。
「非審判的態度の原則」とは,クライエントを一方的に非難したり,判断しないことである。
「統制された情緒的な関与の原則」とは,クライエント自身が自らの情緒的混乱をコントロールできるようにすることである。
解説
バイステックの援助関係形成では、非審判的態度の原則とは、問題を解決する際にワーカーが一方的に避難したり判断して決めるのではなく、クライエント自身が行えるようにすることを求めるものである