事例を読んで,H医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)によ|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 24 : 
事例を読んで,H医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)による対応に関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。 〔事例〕病院に勤務するH医療ソーシャルワーカーは,入院患者のJさん(45歳,男性)から相談を受けた。Jさんは直腸がんの手術後,ストーマ造設手術を受けたばかりである。Jさんは,見舞いに来た職場の同僚から,上司がJさんの職場復帰は難しいと言っていると聞いた。そのため退職を考えているという。しかし話が進むと,本心は職場復帰して今の仕事を続けていきたいが,できるかどうか心配で仕方がないと語った。元々,今の上司とは折り合いが悪いとも話した。
1
今後のセルフケアと仕事の両立が難しいので,退職した方が良いと勧める。
2
職場復帰に関する上司の発言に非があると,直接上司に言う。
3
主治医同席で,職場の人事担当者と話合いの場を持つことを提案する。
4
今後の方向性を一緒に考えましょうと言う。
5
今までの上司との関係を振り返り,反省するように言う。
解説

患者本人の気持ちに寄り添った考え方を提案していくこと。患者が抱える特有の心理などに対して理解を示す事を重視した提案が適切と考える